真菌薬の選び方と治療法

真菌による水虫の治療薬には、皮膚科などで処方される医療用医薬品と、ドラッグストアなどで販売される一般用医薬品の2つに分けられます。医療用医薬品は医師の診察を受けて処方されるため、選択する権利がなく、治療法も医師の指示に従って行えば問題ありませんが、一般用医薬品は指導が入らないので、使い方を間違えたり、継続して行わなければ十分な効果が得られないことがあります。一般用医薬品は副作用がほとんどなく、効果も薄いものが販売されるのが通説で、医療用医薬品と比べると治療効果が劣ると考えるのが当たり前なのですが、水虫の治療に使用される抗真菌薬は病院と同じ物が販売されていることもあるため、全てが無意味というわけではありません。水虫に関しては諦めずに根気よく治療することが大切で、適切な抗真菌薬を選んで治療すれば完治できます。実店舗で販売される抗真菌薬は、種類が多いですが値段が安く、1日に数回は塗らなくてはいけないものは、皮膚への浸透性が低く、効果も期待できないので治療したい場合は出来るだけ高く、1日1回程度で済むようなものを選択することが大切です。また、クリームやローション、スプレーといった種類があるので悩みますが、スプレーは手を汚さなくて済む反面、患部に適切に塗ることが難しいので、できれば直接手で塗ることのできるクリームやローションを選びましょう。ローションは浸透性が高いので、刺激性のあるものでは痛みを感じることもあります。皮膚が角化して硬くなっている部位には有効ですが、指の間など皮膚が柔らかい部位ではクリームを使用したほうが無難になります。真菌は患部だけでなくその周囲にも感染しているので、塗る際は患部からなるべく広く塗ることが治療への第一歩となります。

真菌薬の間違った使い方

抗真菌薬は真菌による感染症の治療に用いられる医薬品で、クリームやローションといった外用薬と、錠剤やカプセルなどの経口薬に分かれています。真菌はカビや酵母といった仲間を専門的に呼ぶ名称ですが、ウイルスや細菌などの原生微生物のひとつです。ウイルスや細菌、真菌などはそれぞれ独立した生態となっているので、真菌に対して抗生物質を使用しても意味はなく、ウイルスに抗真菌薬を使用しても効果はありません。それぞれに対応した治療薬を使用することが、感染症を治療するための方法となります。真菌による感染症は主に人体の表層に侵入することで起こる皮膚症状の表在性真菌症と、体内の臓器で増殖する深在性真菌症に分けられます。表在性真菌症で有名なのは白癬菌が原因で足が痒くなる水虫、性行為によって感染するカンジダ症などがあり、これらは主に外用薬で治療することが可能です。深在性真菌症はアスペルギルス症など、肺や脳、肝臓といった部位に感染し、肺炎や脳炎などを起こすようになります。体内の症状は外用薬では塗ることができないため経口薬を使用しますが、菌種に対応したものが必要となり、副作用のリスクもあるので治療薬の選定は医師に行ってもらうことになります。最近では医薬品を病院には行かず個人輸入で簡単に入手することができるようになっていますが、自己判断で治療薬を選ぶと効果がないだけでなく、余計な副作用を起こすこともあるので注意しなくてはいけません。真菌の性質上、症状があらわれた部位から広範囲にわたって感染していることがあるため、外用薬で塗る場合には症状の出ている部位から広めに塗布することが大切です。治療薬の消費を抑えるために最小限で塗っていると、症状は治まっても周囲の真菌が残っていれば再び発症することもあるので注意しましょう。

真菌薬は市販薬よりも処方薬の方が効果あり

真菌感染症に対して効果のある抗真菌薬にはドラッグストアで売っている市販薬と病院で処方箋をもらわないと買うことの出来ない処方薬があります。そしてどちらも抗真菌薬というくくりでは同じですが、効果としては間違いなく病院からの処方薬の方が高いと言えるでしょう。これはどうしてかというとまず理由として「市販薬は安全性を第一に考えているから」ということが挙げられます。安全性が優れているということはもちろん評価するべきなのですが、しかしそれなりに強い効果を期待するとなると副作用は多少出てきてしまうものです。そうした中で可能な限り副作用を抑えた抗真菌薬を販売するということになると、やはり効果を犠牲にして安全性を獲得している部分があることは否定できません。加えて同様に大きな理由として「処方薬は各個人の病状に合わせて医師が適切なものを選定するから」ということも挙げられます。抗真菌薬にはいくつかの種類がありますが、それぞれによって治療効果の大きい感染症は異なるものです。どの薬が適切なのかということを医師が判断した上で薬を決めているわけですから、ただ何となくで買ってきたドラッグストアの薬よりも効果が高いのは間違いないことだと言えます。また薬自体の効果とは少々異なりますが、医師が処方する際にはその薬の正しい使い方の指導が行われるということも大きな要素になるでしょう。抗真菌薬が効果を発揮するまでにどれくらい使い続けるべきか、一日何回、どういったタイミングで使用するべきかといったことを教えてもらえるのであれば抗真菌薬の本来の効果を引き出せるようになります。もちろんドラッグストアで購入できる市販薬は手軽に手に入る点で評価できますが、高い効果を求めるのであれば病院の処方薬を使用するようにしましょう。

■副作用が少ないという特徴を持つ抗真菌薬
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■用途に合わせて抗真菌薬を塗り薬で使うか飲み薬で服用するか決めましょう
真菌感染症にはラミシール